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2013年12月27日 (金)

削蹄(さくてい)

削蹄(さくてい)
削蹄(さくてい)

 
ちょっと写真だけでは、わかりにくいかもしれませんが。
牛さん、何してもらってるかわかります?
 
爪きりをしてもらっています!
正確には、蹄を鎌で整えてもらっています。
 
牛さんだって、爪は伸びるんです('◇')
伸びた爪をそのままにしておくと、いろいろトラブルが起きるので、年に2回ほど、削蹄師さんに来てもらい、削蹄をしてもらいます。
 
うちの牧場に来てくれるおじちゃんは、なんと一人で来てくれます。一人で、牛の脚を持ち上げ、切ったり、バーナーで焼いて削ったり!!
一対一の勝負!!
 
脚、かなり重いです。
蹄、めちゃ硬いです。
 
牛さんって、のほほんとしてそうで、すっごく臆病です。牛さんは、びっくりすると、ものすごいスピードとパワーで足蹴りしてきます(*_*)
だから、その牛の脚を持ち上げるなんて、命がけ!!
 
最近は、削蹄師さん数人でチームを組み、牛を固定する機械を使って削蹄する方法が主流らしいですよ。見たことないけど。
 
削蹄師さんが来てくれると、牛を驚かせないよう、不必要に牛の近くに寄らないでおこう!と、こちらも緊張してしまうのですが…。
今回勇気を振り絞って「あのっ!!写真撮らせてもらっていいですか?」と聞いたところ、「あぁ、えぇでぇー☆」と快諾(>_<)
さらに、「ブログに載せてもいいですか?」と聞くと、笑顔で「えぇよー。イケメンに撮ってやー!」とのお返事。
 
おじちゃん、ダンディーだわ。(モザイクかけてしまってますが)
というわけで、今回の記事の写真は、すごく貴重です。
 
削蹄師さんって、牛の爪を診るだけで、牛の体調がわかったりするんですよ!
爪切り一つで改善される病気もあったりして、素晴らしい職業ですね。
 
あまり、有名ではない職業かもしれませんが、この人たちがいなかったら、酪農はやっていけません。削蹄師さんたちに支えてもらいながら、今日も酪農家は頑張れます。
 
ありがとうございます!!!

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